【Windows 7】 powercfg.exeで設定を変更する

GUIで設定を変更できますが、複数(沢山)のパソコンを一つずつ設定していくのは面倒ですので、コマンド(バッチファイル)で簡単に設定する方法です。

例えば、ノートパソコンの液晶ディスプレイ(カバー)を閉じた時にスリープに入らないように設定するには、

powercfg -setacvalueindex 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e 4f971e89-eebd-4455-a8de-9e59040e7347 5ca83367-6e45-459f-a27b-476b1d01c936 0
powercfg -setdcvalueindex 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e 4f971e89-eebd-4455-a8de-9e59040e7347 5ca83367-6e45-459f-a27b-476b1d01c936 0

といったコマンドを実行する事でできます。

1行目のコマンドは、電源(ACアダプタ)に接続時の設定で、2行目のコマンドは、バッテリ駆動時の設定です。

長いGUIDではなくエイリアスでの設定も可能ですが、powercfg.exeで電源設定の内容を表示にある一覧からコピー&ペーストしていけば良いので、エイリアスを使うかどうかは好みの問題かと思います。

エイリアスを使用する場合は、下記のようになります。

powercfg -setacvalueindex SCHEME_BALANCED SUB_BUTTONS LIDACTION 0
powercfg -setdcvalueindex SCHEME_BALANCED SUB_BUTTONS LIDACTION 0

ディスプレイの明るさもpowercfgコマンドで変更可能ですので、節電対策で明るさを抑えた設定をする事も可能かと思います。

ノートパソコンの液晶ディスプレイ(カバー)を閉じた時にスリープに入るように設定するには、

powercfg -setacvalueindex SCHEME_BALANCED SUB_BUTTONS LIDACTION 1
powercfg -setdcvalueindex SCHEME_BALANCED SUB_BUTTONS LIDACTION 1

といったコマンドを実行する事でできます。

また、powercfg.exeはWindows 8でも使用可能で、例として記載したコマンドで設定が可能でした。