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「らしくない」ミニバン
(2008-06-27)
スバルから待望のミニバンである「エクシーガ」がデビューした。
思えばスバルのミニバンというか、7人乗りのクルマでは、2代続いたドミンゴ、それから(同じGMグループ内の)オペル・ザフィーラをベースとしたトラヴィックがあった。しかしドミンゴは2代とも、軽のサンバーをベースとしたもので、「それだけ」のものでしかなかったし(しかし、狭路の温泉地では送迎車として重宝がられたらしい)、トラヴィックはFFモデルでしかもエンジンは直列4気筒のみで水平対向ではなかったので、スバリストの支持は得にくかった。
そこで、東京モーターショーで参考出品されたエクシーガが実際に市販モデルとしてデビューした。エンジンはそのスバルの宝刀たる水平対向に、2リッターのNAとターボがあるのがいかにもスバルらしい。また、FFモデルも設定した事で、4駆の不要な地域に住むユーザーにも買いやすくなった。
スタイルはレガシイの1.5倍拡大コピーといった趣で、特に目新しさは無い。大型ガラスルーフが目を惹くものの、すぐに陳腐化しないかと老婆心ながらも心配にはなる。だが、そのレガシイっぽいスタイルの為にスバリストからは勿論、従来のミニバンのスタイルが好きになれなかった人達にも支持を得る事だろう。また、オデッセイやエスティマから始まった新幹線の鼻先みたいなフロントノーズは見切りが悪く、狭い道では幅寄せしにくかったが、エクシーガでは鼻先がしっかり見えるのは好ましい。
あと、ミニバンを謳わないミニバンでは最近ではマークXジオがあるが、オマケみたいな3列目シートがユーザーを敬遠させていたが、こちらはちゃんとしている。もっとも全長はこちらの方が長いから当たり前かもしれないが、スバルらしくマジメに作られている。
スバルとしてはあまり「ミニバン」という呼び名を付けたくないだろうが、ミニバン嫌いな人にもおススメしたいクルマだ。あとは2リッターを超えるトルクフルなエンジン(2.5とか)が載れば完璧だろう。でもSTIモデルは出るのか?

