iPhoneでMovable Typeへの記事投稿が行なえるアプリ「Movable Type for iOS」を試してみました。
操作はそんなに難しくなく、簡単に使いこなすことが出来ると思います。新規で記事を作成する場合は、リッチテキスト形式で入力、編集が可能ですが、一度保存してから再編集しようとするとリッチテキスト形式でなくなってしまう為、タグをある程度理解していないと編集が難しいかもしれません。(バグなのかもしれません。)
出先などで思いついたことをこのアプリで入力しておき、後でPCのブラウザを使って再編集という使い方が適しているように思いました。
念の為、インストールする前にMovable Type for iOSのマニュアルを一読しておけば、困ることは無いと思います。
Movable TypeのFAQでマルチドメインでサイトを公開したいという情報が公開されていますが、CGIPathやStaticWebPathを絶対パスで設定すると、コメントを投稿した時にエラーになってしまいます。
レンタルサーバーを利用していて、Apache等の設定ファイルを編集できない場合、マルチドメインで公開したい時には、CGIPathやStaticWebPathを相対パスで設定し、シンボリックリンクを設定するのが正しいようです。
シンボリックリンクは、下記のようなコマンドで設定します。
ln -s /home/www/mt /home/sub/mt
/home/www/mtは、実際にファイルがある場所を指定します。なお、シンボリックリンクは、普通のファイルやディレクトリと同じように、rmコマンドで削除可能です。
Movable Type 5でDynamicMTMLを有効にして、サーバーサイドインクルードでphpインクルードを使用するようにしたら、ソースにあるphp includeの部分が期待通りの動作にならなくなってしまいました。
apacheの設定に問題があるのかな?と思いましたが、エラーログも吐いていないのでよくわからず。
phpインクルードを使わないようにするしかないかなぁと、諦めかけていましたが、DynamicMTMLに関して調べていたら、偶然、こちらで「phpを実行するには、mt-config.cgiに「DynamicIncludeStatic」という環境変数に「1」を設定する必要があります。」という文章を発見しました。
という事で、mt-config.cgiに
DynamicIncludeStatic 1
と追記してphpインクルードが動作するようになりました。