クルマのタイヤの空気圧

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最近のエコカーは、タイヤの指定空気圧が高めとなっているようです。

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画像の指定空気圧が記載されているプレートは、ダイハツのミラという軽自動車のものです。
一昔前の自動車だと、2kg台前半の数値が指定されていました。2.6kgという数値は、その当時の基準からするとかなり高めと言えると思います。

転がり抵抗の少ないエコタイヤを高い空気圧で使用する事で、タイヤの余計な撓みを減らして、より燃費を向上させる為、このような高い空気圧としているのでしょう。

タイヤの空気圧が2.6kgの状態ですと、荒れた路面でタイヤがポンポンと跳ねてしまっているように感じます。空気圧の確認を長期間せずに、2.3kg程度まで落ちてしまった状態ですと、乗り心地は良くなりますが、燃費が若干ですが悪化してしまいますし、カーブでの安定性も少し失われているように感じます。

タイヤの空気圧は高ければ良いという単純なものではないので、極端に高くしてしまうのはやめた方が良いです。それが原因でタイヤが変摩耗する可能があるからです。

ガソリンスタンドで給油した際に、空気圧点検や補充をされる方が多いと思います。毎回同じガソリンスタンドで点検するのであれば、空気圧がどれぐらい下がったのか、ある程度正確に判断が可能ですが、全てのガソリンスタンドが空気圧を計測する機械を定期的に点検しているとは限らないですし、ユーザー(客)がぞんざいな扱いをして狂ってしまっている可能性もゼロとは言えないです。

個人で使用するエアゲージは、1,000円程度から購入可能ですので、そういったものを持っていれば時間のある時に車庫で空気圧を確認しておく事が可能ですし、所有しているエアゲージを基準に空気圧を調整することが可能となります。

私の場合、持っているエアゲージで空気圧を計測し、下がっていれば多めに空気を入れてから、自分のエアゲージで少しずつ空気を抜いて、目標とする空気圧に調整しています。