インプレッサ WRX STI (GDBF)のステアリング交換方法

インプレッサ WRX STI (GDBF)のステアリング交換は、特別な作業は無いので簡単に出来ると思います。

ステアリングについているエアバッグが、交換作業中に誤動作しないように、バッテリーの端子を外して15~30分ぐらい放置します。

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ステアリングの横(左右2箇所)にエアバッグのユニットを固定してるボルト(T30)がありますので、これを緩めて外すとユニットが外れます。ボスにT30のレンチが付属している事もあるようですが、場合によってはボルトを緩めにくかったり緩まなかったりするようです。その時には、ちゃんとした工具を購入するかお友達に借りるとかしましょう。

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ユニットが外れても配線がありますので、勢いよく引っ張ったりしないようにしましょう。エアバッグ側のコネクターは、写真のようにマイナスドライバーなどを使って外します。

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インプレッサ WRX STIのステアリングについているエアバッグを外すとこのようになっています。ホーンの配線は、一般的な平端子になっていますので引っ張るだけで外せますが、少し力を入れて引っ張らないと外せませんので、勢いあまって手をぶつけて怪我をしないように注意しましょう。赤丸で囲った中央のナット(17mm)を外せばステアリングを外すことができますが、ステアリングをを外すのに思い切り引っ張ったりしますので、ナットを完全に外すのではなく5~10山ぐらい掛けておくようにします。

純正のステアリングが固着していてなかなか外れない場合は、ステアリングの上下を両手で持って押したり引いたり、左右を両手で持って押したり引いたりします。(知らない人が見たら何をしているのか不思議に思われる程、車の中で一人暴れることになると思います(^^;。)

紫矢印で示している部分が動くとステアリングのセンターがずれますので、ビニールテープやガムテープなどを貼って、簡単に動かないようにしておきます。もしも動いてしまっても、黄色いシールの部分にセンターを出す方法が記載されていますので、それを見てセンターを合わせて下さい。

あとは、ボスとステアリングの取扱説明書に従い、取り付けていけば完了となります。

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ステアリングをただ交換するのではなくて、スペーサーなどでステアリングの位置を調整することをお奨めします。