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新しくなったMicrosoft IMEでユーザー辞書の保存場所を変更

Windows 10 May 2020 Update以降でMicrosoft IME(日本語入力システム)が大幅に変更され、GUIでユーザー辞書の場所を変更する手段が無くなってしまったようです。

ユーザー辞書の保存場所

%AppData%\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\UserDict

ユーザー辞書のファイル名

imjp15cu.dic

上記の保存場所にあるユーザー辞書をOneDriveで同期フォルダされるフォルダにコピーしておけば、自動的にバックアップが出来ます。このようにしておけば、Windows 10の初期化や再インストールをした時にユーザー辞書の復旧が簡単に出来ます。

Office 2013 のIME

Office 2013では、Office IMEが同梱されていませんので、Windows 7にOffice 2013をインストールした場合、日本語入力は、OS標準のMicrosoft IMEを使用することになります。

Windows 8に同梱されているIMEが、Office IME 2010よりも新しいというのが、Office 2013にIMEが同梱されなくなった理由のようです。

Windows 7のIMEは予測入力の機能が無く、少し機能が劣ると言って良いと思いますので、出来ればIME 2010を使用することをお奨めします。

IME 2010のダウンロードは、http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30390で可能です。OSが64Bit版でもOfficeが32Bit版であれば、32Bit版をダウンロード、インストールします。

Office 2010がインストール済みの環境にOffice 2013をインストールすると、IME 2010がそのまま使用可能です。

winodws8-IME.png

ちなみに、Windows 8の標準IMEは、IME2012となっていますので、IME 2010をインストールする必要はありません。

Microsoft Office IME 2010 辞書アップデート

Microsoft Office IME 2010には、辞書アップデートの機能がありますので、辞書を最新の状態に保つことができます。

設定によっては、自動的にバージョンアップ出来るようです。私のパソコンで設定していますが、自動でバージョンアップされるのか、まだそういった状況になったことが無いので、確認できていません・・・。

Microsoftのダウンロードセンターで最新の辞書ファイルが公開されていますが、辞書ファイルをダウンロードしてインストールという手間が掛かりますので、こちらの手順で更新するのが良いと思います。

言語バーのツールをクリックし、追加辞書サービス→Microsoft辞書アップデートをクリックします。

2011-10-15-01.png