バックランプスイッチに関するリコール作業のついでに、ミッションマウントを交換してもらいました。
リコール作業でミッションマウントを外す工程がある為、ミッションマウント交換に関する工賃は発生しません。また、クラッチ交換をする際にもミッションマウントを外しますので、クラッチ交換と同時にミッションマウントを交換してしまっても良いと思います。
10万キロ以上走行しているWRX STI(VAB)のミッションマウントは、このようにゴムブッシュの部分が割れていました。マウントが、このような状態だとコーナリング中や加減速時の変速操作に悪影響が出ていたと推測されます。
サーキット走行というハードな使い方はしていませんが、走行距離が伸びるとマウントが劣化してしまっている可能性があるので、気にしておいた方が良いと思います。
ミッションマウント(SUBARU純正部品)
- 部品名称 : クッションラバー,トランスミッション
- 部品番号 : 41022FE010
- 価格 : ¥6,777
FASTで部品検索する場合、トランスミッションではなく、FIG 410(エンジン マウンティング)にあります。
カーナビの修理依頼でディーラーへ行った時、WRX STIでリコールが出たという話を聞きました。
不具合対策実施に関する案内は、これから送付されるそうですが、案内文書を先に頂きました。
不具合個所は、ミッションに取り付けられているバックランプスイッチという事で、作業時間は2時間半程度との事です。バックランプスイッチはミッションの上部に付いている為、ミッションを一度降ろす必要があるのでは?と推測されます。ミッションを降ろすのであれば、ミッションマウントの交換、クラッチ交換等の作業を同時に依頼すると工賃が節約出来そうです。
バックランプスイッチの交換作業は、ミッションをエンジンから切り離さず、マウントの取り外しをしてスペースを作って作業されるそうです。
報道発表資料:リコールの届出について(スバル WRX) - 国土交通省 (mlit.go.jp)
走行距離がだいぶ伸び、購入から年数がだいぶ経過している事から、冷間時にクラッチペダルを踏むと、ベアリングから異音(ベルト鳴きのようなキュルキュル音)が発生するようになってきました。
クラッチディスクも減ってきているでしょうから、ベアリング交換だけで済ますわけにはいかないので、クラッチディスクとカバーをどうするか考え中です。サーキット走行に行かなくなり、パワーアップするようなカスタマイズの予定も無いので、純正品でも問題ないように思えますが、ディーラーで交換するとだいぶ費用が高くついてしまいます。
SUBARU WRX STI (VAB)の純正クラッチの寿命は、サーキット走行や高回転でのクラッチミートといった、クラッチに大きな負担がかかる事をしなければ、10万キロ程度は走行可能です。
WRX STI (VAB)には、SI-DRIVEというシステムが搭載されています。慣らしがだいぶ進み、スポーツシャープモード(S♯)も試してみたりすると、このモードが最も運転しやすいと感じます。アクセルワイヤーで物理的に制御している場合と比べれば、多少のタイムラグ等はあると思いますが、インテリジェントモード(I)やスポーツモード(S)と比較したら、違和感は殆ど無いと言っても良いかもしれません。
インテリジェントモード(I)は、排ガス規制対策用で、WRX STI本来の性能を発揮するのがスポーツシャープモード(S♯)、スポーツモード(S)はその中間?といった感じでしょうか。
SUBARU WRX STIには、坂道発進をサポートするヒルスタートアシストという機能があります。試乗した時に担当の営業さんから、ディーラーで解除出来ると聞いていたので、てっきり自分では解除できないものだと思っていました。
しかし、取扱説明書(5-40~)を読んでみたら自分でも解除出来ることがわかりました。