WRX STI (VAB) のSI-DRIVE

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WRX STI (VAB)には、SI-DRIVEというシステムが搭載されています。慣らしがだいぶ進み、スポーツシャープモード(S♯)も試してみたりすると、このモードが最も運転しやすいと感じます。アクセルワイヤーで物理的に制御している場合と比べれば、多少のタイムラグ等はあると思いますが、インテリジェントモード(I)やスポーツモード(S)と比較したら、違和感は殆ど無いと言っても良いかもしれません。

インテリジェントモード(I)は、排ガス規制対策用で、WRX STI本来の性能を発揮するのがスポーツシャープモード(S♯)、スポーツモード(S)はその中間?といった感じでしょうか。

アクセルを踏んだ時のエンジンのレスポンスを例えるなら、

  • インテリジェントモード(I) : オイルとプラグが劣化したような状態
  • スポーツモード(S) : プラグが劣化した状態

というように感じます。

スポーツシャープモード(S♯)で一般道や高速道路を走って、スポーツモード(S)よりも良いなと感じたのは、

  • 信号待ちなどの停車状態からの発信が楽になった。
    (スポーツモード(S)では、1速でクラッチを繋いだ後に少し加速する際、少しもっさりした(非リニアな)感じがあり、それが解消されたからだと思います。)
  • 高速道路での定速走行が楽になった。
    (パーシャル状態から少し踏み込んだり、またアクセルを少し戻してパーシャル状態にした時の操作性(反応)が良くなったからだと思います。)

という点です。

ちなみに、一般道や高速道路を発した際の平均燃費は、9~10km/lといった数値がマルチファンクションディスプレイに表示されていました。無駄な加減速をしないようにしていましたが、超低燃費走行をしたわけではありません。

今後は、スポーツシャープモード(S♯)を常用するようにします。なお、取扱説明書 3-90に記載がある通り、水温が上がるまではスポーツシャープモード(S♯)に変更出来ないようになっています。